【旧車バイク】旧車バイクは維持が大変?チェックポイント6選!!!
最近の車やバイクは電子制御が多くて、自分で操っている感覚が減ってきてしまいましたよね。しかし、昔の車・バイクと比べて安全性や機能面では各段にアップしています。
ですが、旧車は新車にはない魅力が詰まっていますよね!形やエンジン音、自分でメンテナンスをする楽しさが、旧車には沢山詰まっています。しかし、購入前の状態確認はしっかり行って下さい。私の乗るバイクは37年前のバイクで、昔からずっと乗りたかったバイクでした。そのバイクを目の前にしとても興奮してバイクの各部の状態確認を怠ってしまいました。その結果、現在タンクからの燃料漏れに苦しんでいます。皆さんは私の二の舞を踏まないよう、落ち着いてバイクの状態確認を行ってくださいね
今回はこれから旧車【バイク】を買うときに抑えておきたいポイントを6個紹介します。買ってから失敗しない為にも、しっかりチェックしていって下さいね!
1.ガソリンタンク内部を確認するべし!
旧車に一番多いいトラブルといっても過言ではないのが、ガソリンタンクの錆です。
ガソリンタンクが錆びている車両は、その錆が燃料ホースを伝い、キャブレターエンジンにまで流れてしまっている可能性がとても高いです。この場合当然バイクの調子は悪くなります。最悪な場合、キャブレター、エンジンのオーバーホールをしなくてはいけません。
この理由を踏まえ、ガソリンタンク内が錆でひどい場合は、購入するのをやめておいた方がいいでしょう。
2.オイルレベルゲージを確認するべし!
オイルレベルゲージを抜き焦げ跡がないか確認して下さい。
オイルレベルゲージに焦げ跡がある場合、過去にエンジンが焼き付いたことがあるか、オイル量が少ないまま走り、焼き付き寸前になったことがある可能性があります。
バイクのエンジンは人間でいえば心臓です。一番大事な部分です。エンジンに問題があれば、いずれいきなり動かなくなることもあるかもしれません。調子の良いバイクを見つける為には要チェックです。
3.エンジン音を聞くべし!
エンジン音の音を聞くことで、大体のエンジンの状態を把握することができます。カラカラ金属と金属が当たっているような音はしないか要チェックが必要です。お店に現車確認に行く前にYoutubeなどで、聞いておくと良いでしょう。
4.エンジンのかかり具合を確認するべし!
エンジンのかかり具合でわかることは、圧縮が落ちてきているかどうかの確認ができます。圧縮が落ちてきているエンジンは、パワーが出なかかったり最悪の場合、運転中にエンジンが動かなくなってしまいます。
エンジンのかかりが悪いバイクは、絶対に圧縮が落ちてきているとは限りませんが、可能性がありますので注意が必要になります。
5.排気ガスを確認するべし!
エンジンの音を聞いた後は、絶対に排気ガスの匂いと白煙が出ていないか確認して下さい。
排気ガスがオイルの焼けたような匂いがする場合、白煙が出ている場合は、何らかのオイル障害をきたしている可能性があります。この様な症状は以前の所有者様のオイル管理があまり良くなかったのかもしれません。
オイルを燃やしながら走る、2ストロークエンジンではオイルの匂い、白煙は構造上問題ありませんので、ご安心ください。4ストロークエンジンのバイクの購入を考えている方は、現車確認をした際にチェックしてみてください。
6.キャブレターのメンテナンスをどこまでやっているか、確認するべし!
キャブレターはエンジンに空気・ガソリンを送る量を調整している大切な部品です。
しかし、旧車のバイクですから何年もメンテナンスされていないことがあります。キャブレターがメンテナンスされていないと、アイドリングが不安定になったり、ガソリンが漏れたりしてしまいます。エンジン回りの特に危険で最悪の場合、車両火災になる繋がりうるので、しっかりしたメンテナンスが必要です。
そこでバイク購入前にお店の店員さんに「キャブレターのメンテナンスはどこまでやっていますか?」と聞いてみてください。詳しく教えてくれるはずです。
※バイクの中にも最近のバイクではキャブレターを使っていないFI(電子制御)で空気・ガソリンの混合を行っているバイクもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。旧車のバイクはメンテナンスが不可欠です。信頼のあるバイク屋さんで買うのが一番いいでしょう。
今回お話しさせて頂いた、旧車を購入する際に気を付ける事6選!!!を参考に状態の良い大好きなバイクを是非見つけてください。
【永久保存版】シルビア ボルトオンターボに必要な部品を隅々まで紹介!
これからボルトオンターボをやろう!と思っている方や、ボルトオンターボをやりたいけどやり方がわからない!なんて方も沢山いらっしゃると思います。
私も実際にボルトオンターボをやろうと決意したものの記事が少なくとても苦労しましたので、今回はシルビアs15のボルトオンターボをDIYで行った私が、必要な部品や注意点を皆さんに細かくご説明していきます!シルビア以外の車に乗っていてボルトオンターボを考えている人も集める部品自体は変わりませんので参考にしてみてくださいね!
目次
- 1.ターボ用のエキマニ、タービン、アウトレットを買う!
- 2.インタークーラー、サクションパイプ、インテークパイプを買う!
- 3.サンドイッチブロックを買う!
- 4.オイルパンを買う!
- 5.タケノコニップルAN4、AN10を買う!
- 6.AN4、AN10のステンメッシュホースを買う!
- 7.バンジョーボルトを買う!
- 8.フィティングを買う!
- 9.ターボ用プラグを買う!
- 10.水温がすぐに上がってしまう様であれば社外ラジエーターを買う!
- 11.追加メーターを買う!
1.ターボ用のエキマニ、タービン、アウトレットを買う!
ターボ車は名前の通りターボ(タービン)がついています。その為、エンジンの排気側のエキマニ(エキゾーストマニホールド)をターボ車用に変える必要があります。
アウトレットとは、タービンの排気ガスをマフラーへと送る部品です。これらはボルトオンターボをやる為には必ず必要になります。ボルトオンターボはエンジンの圧縮比の関係上あまりブーストをかけられないので、タービンは純正のものを中古で探すのが良いでしょう。
エキマニを外した後は必ずガスケットも新品に交換しましょう。組みあがってエンジンをかけたら排気漏れをしていたら、取り付け直しになってしまいます…
2.インタークーラー、サクションパイプ、インテークパイプを買う!
インタークーラーとは画像のような部品で、タービンで吸った空気を走行風によって冷やし、エンジンへと送る部品です。私はブリッツさんのインタークラーを使っています。加工無しで取り付けできますのでおススメです!
サクションパイプはタービンとエアークリーナーを繋いでいる部品です。サクションパイプは純正品でもいいですが、ほとんどゴムでできています。シルビアの年式からいうと20年近く経っていますので劣化しているのがほとんどです…。
インテークパイプはタービンとインタークーラーを繋ぐパイプです。
3.サンドイッチブロックを買う!
この部品はタービンにオイルを送る為に取り付けます。純正のターボ車では、エンジンにタービン用のオイルラインが作られていていますが、NA車にはこれがない為、サンドイッチブロックを使い代用します。取り付けはオイルフィルターにかませるだけでOK!とても簡単に取り付けられます。追加メーターを取り付ける際によく使われています。
4.オイルパンを買う!
何故オイルパンが必要なのかと言うと、タービンを回ったオイルをオイルパンに戻さなくてはいけません。そのためオイルパンを加工します。自分の車のオイルパンを外して加工するのもいいですが、予備でもう一つあるととても便利です!オイルパンの加工についてはこの後ご説明します!
5.タケノコニップルAN4、AN10を買う!
なんともかわいい名前の部品ですがとてもいい仕事をしてくれます。こちらの部品は3で説明したサンドイッチブロックにAN4のタケノコニップルを取り付けます。こちらがタービンオイルイン側になります
次に4で説明したオイルパンに穴を開けてAN10のタケノコニップルを取り付けます。こちらがタービンオイルアウト側になります。タケノコニップルはホームセンターの水道用品コーナーで購入できます。オイルパンはタービン側にドリルで穴を開けていきます※シルビアの場合
取り付けをしただけだとオイルが漏れてしまうので、私はpit workさんの液体ガスケットを塗りました。※オイルは漏れませんでしたが溶接をオススメします。pit workさんの液体ガスケットはディーラーの整備でも使われている程、信頼があるものなので、皆さんも是非使ってみてください。加工したオイルパンを取り付ける際にも、使用可能です
6.AN4、AN10のステンメッシュホースを買う!
AN4のスタンメッシュホースは、メーカー品を必ず購入して下さい!タービンオイルイン側はとても油圧がかかります。安心安全のメーカー品を選びましょう。
私は最初に無名の安いものを購入し、走行中にオイルを漏らしてしまいました…
AN10のステンメッシュホースは油圧はかからないものの大事なオイルを通しますので、ここも合わせてメーカー品を購入しましょう。
7.バンジョーボルトを買う!
バンジョーボルトとはよくバイクのブレーキなどにも使われている部品で、ボルトオンターボでは、サンドイッチブロックから流れてきたオイル量を調整しタービンに送るのに使います。私はヤフーオークションで購入いたしました。
8.フィティングを買う!
フィティングは6で説明したAN4のステンメッシュホースにジョイントさせます。フィティングの口は7で説明したバンジョーボルトにジョイントさせます。フィッティングも大事なオイルラインに使う部品の為、メーカー品の購入をオススメします。
9.ターボ用プラグを買う!
NA車とターボ車では、プラグの番数が異なります。プラグを変えずに走っているとエンジン不調を起こす可能性もありますので、交換をオススメします。
10.水温がすぐに上がってしまう様であれば社外ラジエーターを買う!
ボルトオンターボを行ったら、オイルがタービン内を通りますのでやはり水温、油温は上がってしまいます。そこで、社外ラジエーターに変えることで、二つの悩みが一気に解消されます。私は初めに購入したラジエーターは社外アルミ2層のラジエーターでした。前置きインタークーラーをつけていたこともあり、アルミラジエーターに走行風があまり当たらなかったのか、夏場や渋滞、長距離運転の際は100℃超えてしまうこともありました。なので、いまは、koyoさんの銅ラジエーターを使っています。銅ラジエータは純正でも採用されているだけあって、とってもよく冷えます!
~余裕があれば~
11.追加メーターを買う!
お金に余裕があれば是非かって頂きたいのが、追加メーターです。ボルトオンターボは10でもお話しした通り、水温、油温がNAの時よりも高くなります。エンジンの状態を把握する為にも取り付けてみてくださいね!
私はDEPORACING DUAL SLDシリーズを使っています。デジタル、アナログ表示があり運転中もとても見やすいですし、ワーニング値を任意で設定可能なので運転に夢中になっていても、音で知らせてくれます。
いかがだったでしょうか。ボルトオンターボ で必要な部品はこれくらいです。私は、なるべく費用を抑えたかったので純正品の中古を必死に集めました。純正品を集めるの時の注意点は経年劣化している場合がほとんどですので、よく見極めることです。ボルトオンターボ は実際の作業より部品集めが大変になると思いますが、完成し実際乗った時のパワーは計り知れないものですし、エンジン載せ替えよりも遥かに安価でターボ化することができます。気になっている皆さんも是非やってみてくださいね!
youtubeでもボルトオンターボの紹介をしていますので、参考にしてみて下さい。
【シルビア】ボルトンターボ車を5年間乗ってみて感じたメリット、デメリット。費用はどれくらい?車検は通るの?
ボルトオンターボは自然吸気車(NA車)に乗っている方なら一度は夢見る改造ではないでしょうか?
私も18歳の時にシルビアS15のスペックSを購入し始めは楽しんで乗っていたもののすぐにパワー不足を感じボルトオンターボについていろいろ調べ始めました(笑)
今回は実際にボルトオンターボを行いサーキットや街乗りを5年間楽しみ気づいた、メ
リットデメリットとボルトオンターボの費用や車検についてを話していこうと思います。
ボルトオンターボのメリット
1.安価にパワーアップができる!
これは一番嬉しいことですよね。私が乗っているシルビアS15スペックSはカタログ上で165psでしたが実際は130psも出ていなかったと思いますがボルトオンターボを行い言うまでもなく恐ろしいパワーを感じました。自分の車でターボ車特有あのシートに体が吸われている感覚はとても感動しました(笑)
私の車と同様、自然吸気車(NA車)のトヨタ アルテツァ、トヨタ 86、トヨタ スープラ マツダ ロードスターのオーナーさんに是非おススメしたいです。
2.ターボ車の音を楽しめる
自然吸気車(NA車)と違いターボがついていますので加速しているときに、エンジンルームからキュイーーンとターボの音がしますのでとても興奮します。そしてアクセルを話した後になるバックタービンの音は何とも言えない楽しさがあります。
3.坂道発進、登坂が楽になる
ターボ車はターボがついている分トルクがあり発進や登坂が本当に楽になります。ボルトンターボを行う前は、坂道が見えたら4速から3速に落としてからアクセルを踏み込んで運転していました。ところが、ボルトオンターボ後はアクセルも踏み込まず4速のまま登坂を登りきることができました。峠も楽しく運転できます!
4.ボルトオンターボは燃費がいい!?
ボルトオンターボを行い言い意味でびっくりすることだらけですが、私の乗るシルビアは元々リッター11㎞くらいでしたがボルトオンターボ後、燃費が上がりました(笑)高速道路での計測ですが、なんとリッター17km!シルビアは低燃費車だったのかもしれません(笑)個体差はあると思いますが、トルクが上がったことによりアクセルを踏み込む必要がないので燃費が上がったのだと思います。
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ボルトオンターボのデメリット
1.ボルトンターボ以上のパワーアップは望めない
結論から言うとターボ車と自然吸気車(NA車)では、エンジンの構造が少し違います。エンジンはノーマルのまま、ターボ車のように大きな社外タービンなどをつけてしまうとエンジンが壊れてしまう可能性があるからです。ボルトオンターボを行うときは純正品を使うか、ボルトオンターボキットなどがネットで売っていますので、エンジンを壊さないように楽しみながら乗りましょう。
2.油温、水温が高くなる
やはりターボにオイルを回す分、油温が上がります。そして熱くなったオイルがエンジン内部を回りますので水温が上がります。これはエンジンを冷やすためにある冷却水(クーラント)もエンジン内部を循環しているからです。そのため油温と水温下げなくてはいけません。私の場合はボルトオンターボ後、少し乗るだけで油温95℃水温100℃くらいまで上がっていました。そのため社外のアルミ二層ラジエーターに交換しました。油温水温ともに80℃くらいまで下がり、問題は解決されました。ボルトオンターボを行いこの問題に直面したら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3.追加メーター必須
デメリット2で紹介した通り、ボルトオンターボは油温、水温が上がりやすいです。そこでとても大事になってくるのが温度管理です。エンジンを壊さない為にも追加メーターは必須とも言えます。エンジンの状態を把握しやすいのでとてもおススメです。
私は、デポレーシング製の追加メーターをつけています。自分でワーニング設定もできますし、設定温度に達すると音が鳴り、運転中も気づきやすいのでおススメの商品です!
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4.燃費が悪くなる
先ほどメリット4で燃費が良くなったとお話ししましたが、それはボルトンターボを行っただけの際の燃費のお話で確かに燃費は良くなりました。しかし、私はエンジン保護の観点からインジェクター(ガソリンをエンジンに吹く部品)や燃料ポンプ(ガソリンをタンクから吸い上げる部品)エアフロ(空気をどれくらい吸ったかをコンピューターにしらせる部品)をすべてシルビアS15のスペックRのものに交換しました。
そのため、燃費はリッター6~7㎞くらいまで落ちてしまいました。
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ボルトオンターボの費用
ボルトオンターボはお店でやってもらう方もいればDIYでやる方もいると思います。お店で頼む場合の工賃は、お店ごとに違いますので要確認が必要です。
私はDIYでやりましたので、DIYでボルトオンターボを考えているかたは参考にしてみてください。部品は沢山ありますので、今回は割愛させていただきますが、費用だけで言うとざっくり15万円くらいです。新品部品を沢山使えば費用はもっとかさんでしまいますが、うまく中古部品を使い安価なパワーアップができるボルトオンターボを試してみてください。
ボルトオンターボは車検に通るのか?
結論から言うと、問題なく車検は通ります。そして構造変更も必要ありません。なのでボルトオンターボをやろうか迷っていいるけど、車検などが心配という方!安心してボルトオンターボをやってくださいね。ただ、ボルトオンターボを行いオイル漏れなどを起こしている場合は車検に通りませんので気を付けてください。
次回は、ボルトオンターボに必要な部品、DIYでのやり方などを話していきたいと思います。