【永久保存版】シルビア ボルトオンターボに必要な部品を隅々まで紹介!
これからボルトオンターボをやろう!と思っている方や、ボルトオンターボをやりたいけどやり方がわからない!なんて方も沢山いらっしゃると思います。
私も実際にボルトオンターボをやろうと決意したものの記事が少なくとても苦労しましたので、今回はシルビアs15のボルトオンターボをDIYで行った私が、必要な部品や注意点を皆さんに細かくご説明していきます!シルビア以外の車に乗っていてボルトオンターボを考えている人も集める部品自体は変わりませんので参考にしてみてくださいね!
目次
- 1.ターボ用のエキマニ、タービン、アウトレットを買う!
- 2.インタークーラー、サクションパイプ、インテークパイプを買う!
- 3.サンドイッチブロックを買う!
- 4.オイルパンを買う!
- 5.タケノコニップルAN4、AN10を買う!
- 6.AN4、AN10のステンメッシュホースを買う!
- 7.バンジョーボルトを買う!
- 8.フィティングを買う!
- 9.ターボ用プラグを買う!
- 10.水温がすぐに上がってしまう様であれば社外ラジエーターを買う!
- 11.追加メーターを買う!
1.ターボ用のエキマニ、タービン、アウトレットを買う!
ターボ車は名前の通りターボ(タービン)がついています。その為、エンジンの排気側のエキマニ(エキゾーストマニホールド)をターボ車用に変える必要があります。
アウトレットとは、タービンの排気ガスをマフラーへと送る部品です。これらはボルトオンターボをやる為には必ず必要になります。ボルトオンターボはエンジンの圧縮比の関係上あまりブーストをかけられないので、タービンは純正のものを中古で探すのが良いでしょう。
エキマニを外した後は必ずガスケットも新品に交換しましょう。組みあがってエンジンをかけたら排気漏れをしていたら、取り付け直しになってしまいます…
2.インタークーラー、サクションパイプ、インテークパイプを買う!
インタークーラーとは画像のような部品で、タービンで吸った空気を走行風によって冷やし、エンジンへと送る部品です。私はブリッツさんのインタークラーを使っています。加工無しで取り付けできますのでおススメです!
サクションパイプはタービンとエアークリーナーを繋いでいる部品です。サクションパイプは純正品でもいいですが、ほとんどゴムでできています。シルビアの年式からいうと20年近く経っていますので劣化しているのがほとんどです…。
インテークパイプはタービンとインタークーラーを繋ぐパイプです。
3.サンドイッチブロックを買う!
この部品はタービンにオイルを送る為に取り付けます。純正のターボ車では、エンジンにタービン用のオイルラインが作られていていますが、NA車にはこれがない為、サンドイッチブロックを使い代用します。取り付けはオイルフィルターにかませるだけでOK!とても簡単に取り付けられます。追加メーターを取り付ける際によく使われています。
4.オイルパンを買う!
何故オイルパンが必要なのかと言うと、タービンを回ったオイルをオイルパンに戻さなくてはいけません。そのためオイルパンを加工します。自分の車のオイルパンを外して加工するのもいいですが、予備でもう一つあるととても便利です!オイルパンの加工についてはこの後ご説明します!
5.タケノコニップルAN4、AN10を買う!
なんともかわいい名前の部品ですがとてもいい仕事をしてくれます。こちらの部品は3で説明したサンドイッチブロックにAN4のタケノコニップルを取り付けます。こちらがタービンオイルイン側になります
次に4で説明したオイルパンに穴を開けてAN10のタケノコニップルを取り付けます。こちらがタービンオイルアウト側になります。タケノコニップルはホームセンターの水道用品コーナーで購入できます。オイルパンはタービン側にドリルで穴を開けていきます※シルビアの場合
取り付けをしただけだとオイルが漏れてしまうので、私はpit workさんの液体ガスケットを塗りました。※オイルは漏れませんでしたが溶接をオススメします。pit workさんの液体ガスケットはディーラーの整備でも使われている程、信頼があるものなので、皆さんも是非使ってみてください。加工したオイルパンを取り付ける際にも、使用可能です
6.AN4、AN10のステンメッシュホースを買う!
AN4のスタンメッシュホースは、メーカー品を必ず購入して下さい!タービンオイルイン側はとても油圧がかかります。安心安全のメーカー品を選びましょう。
私は最初に無名の安いものを購入し、走行中にオイルを漏らしてしまいました…
AN10のステンメッシュホースは油圧はかからないものの大事なオイルを通しますので、ここも合わせてメーカー品を購入しましょう。
7.バンジョーボルトを買う!
バンジョーボルトとはよくバイクのブレーキなどにも使われている部品で、ボルトオンターボでは、サンドイッチブロックから流れてきたオイル量を調整しタービンに送るのに使います。私はヤフーオークションで購入いたしました。
8.フィティングを買う!
フィティングは6で説明したAN4のステンメッシュホースにジョイントさせます。フィティングの口は7で説明したバンジョーボルトにジョイントさせます。フィッティングも大事なオイルラインに使う部品の為、メーカー品の購入をオススメします。
9.ターボ用プラグを買う!
NA車とターボ車では、プラグの番数が異なります。プラグを変えずに走っているとエンジン不調を起こす可能性もありますので、交換をオススメします。
10.水温がすぐに上がってしまう様であれば社外ラジエーターを買う!
ボルトオンターボを行ったら、オイルがタービン内を通りますのでやはり水温、油温は上がってしまいます。そこで、社外ラジエーターに変えることで、二つの悩みが一気に解消されます。私は初めに購入したラジエーターは社外アルミ2層のラジエーターでした。前置きインタークーラーをつけていたこともあり、アルミラジエーターに走行風があまり当たらなかったのか、夏場や渋滞、長距離運転の際は100℃超えてしまうこともありました。なので、いまは、koyoさんの銅ラジエーターを使っています。銅ラジエータは純正でも採用されているだけあって、とってもよく冷えます!
~余裕があれば~
11.追加メーターを買う!
お金に余裕があれば是非かって頂きたいのが、追加メーターです。ボルトオンターボは10でもお話しした通り、水温、油温がNAの時よりも高くなります。エンジンの状態を把握する為にも取り付けてみてくださいね!
私はDEPORACING DUAL SLDシリーズを使っています。デジタル、アナログ表示があり運転中もとても見やすいですし、ワーニング値を任意で設定可能なので運転に夢中になっていても、音で知らせてくれます。
いかがだったでしょうか。ボルトオンターボ で必要な部品はこれくらいです。私は、なるべく費用を抑えたかったので純正品の中古を必死に集めました。純正品を集めるの時の注意点は経年劣化している場合がほとんどですので、よく見極めることです。ボルトオンターボ は実際の作業より部品集めが大変になると思いますが、完成し実際乗った時のパワーは計り知れないものですし、エンジン載せ替えよりも遥かに安価でターボ化することができます。気になっている皆さんも是非やってみてくださいね!
youtubeでもボルトオンターボの紹介をしていますので、参考にしてみて下さい。